【石垣島月別レポート:9月】まだ秋とは言わせない!9月の石垣島で大人の夏を過ごそう!

太陽の傾きが日に日に早くなり、残暑が少しずつやわらいでくる9月ですが、

この時期の石垣島はまだまだ夏です。

8月に比べると気温は下がりますが、気温も海水温も高く、暑い日がつづきます。

9月下旬には敬老の日、秋分の日と祝日が2回あるシルバーウィークがありますが、

この期間を除けば旅費はかなり抑えることができます。

「せっかく9月に行っても海に入れるの?」

「9月の石垣島は混んでるのかな?」

と思う方もいるでしょう。

そこで、今回は9月の石垣島の気温や過ごし方、オススメ処などをお伝えしていきます。


9月の気候と服装

平均気温29.9℃
最高気温34.9℃
最低気温25.1℃
2001年9月~2021年9月

気温テーブルからわかるように、9月も8月同様に、

暑い日がつづきます。

涼しく過ごせるように半袖や短パンで過ごすのがよいでしょう。

ただし、相変わらず日差しがとても強いです。

日焼け対策は必須となるでしょう。

日焼け止めやサングラス、つばの大きい帽子などで対策しましょう。

日中は日差しも強く暑いですが、朝晩は涼しくなる季節なので、

気温の変化に対応できる薄手の長袖などがあると安心です。

また、9月~10月にかけては台風が大型化することがあります。

旅行の日程を組む際は、余裕をもってスケジュールをくみましょう。

運悪く直撃した場合は、事前にキャンセルすることも大切です。

混み具合

シルバーウィークあたりはかなり飛行機代・宿泊費ともに高騰します。

しかし、祝日を避けると、旅費を抑えて楽しむことができるでしょう。

子どもたちの夏休みが終わるため、この時期は大学生のグループなど、

若者グループが基本的に多いですが、全体的に8月と比べて観光客数は少なくなります。

そのため、島は賑わいを見せつつも落ち着いています。

にぎやかな石垣島もいいですがのんびりと落ち着いていて大人の時間を過ごるでしょう。

人気のお店やアクティビティツアーの予約も取りやすくなるでしょう。

9月の海は泳げる?

9月の石垣島は、まだまだ夏を感じさせる熱帯気候です。

そのため、海でも問題なく泳ぐことができます。

8月と同様に紫外線も強いため、日焼け対策と熱中症対策をしっかりして海で遊びましょう。

しかし、台風の影響で海に入れない日もあります。

そこで、海水浴やアクティビティ以外のスケジュールも一緒に考えておくと安心です。

9月の台風は?

この時期に石垣島を訪れる際に、一番気になるのは台風情報でしょう。

9月は、1年で2番目に台風が多い月と言われています。

暴風域に入る可能性が高いため、注意が必要です。

本土で経験する台風よりも規模が大きいです。

念のため屋内での過ごし方も考えておくのもいいかもしれません。

9月の行

とぅばらーま大会

とぅばらーま大会とは、八重山諸島を代表する民謡「とぅばらーま」の歌唱コンテストのことです。

日本最南端の文化イベントとして旧暦の8月13日に石垣市新栄公園で開催されています。

沖縄県内でも芸能文化が強い石垣島での、伝統ある歌唱祭です。

大会の大きな目的は、県無形文化財として指定されている文化の継承と発展を目的として行われます。

出場者は幅広く、高校の伝統芸能部などの10代からベテランの歌い手まで、

多くの島民が出場します。

結願祭

結願祭は、川平や西表島、竹富島、小浜島などで行われる五穀豊穰、

子孫繁栄、無病息災などを祈願する地域のお祭りです。

様々な芸能が行われるとても人気のある祭りで、

そのなかでも、小浜島の結願祭は国の重要無形民俗文化財に指定もされていて、

学術的にも貴重な祭事の一つと言われています。

ウミガメの産卵

ウミガメの産卵シーズンは5月から9月と言われています。

9月はその産卵のラストスパートです。

石垣島では日本国内に5種類いるといわれているなかの、

3種類のウミガメが、世界の海から産卵しに浜辺へやってきます。

この時期は、ウミガメはシュノーケルやダイビングに行けば、高確率で見ることができます。

また、ウミガメについて詳しく知りたい人は、黒島の「黒島研究所」がおすすめです。

日本で唯一の施設で、ウミガメが飼育されており、生態を知ることができる展示物が充実しています。

マンタウォッチング

石垣島といえば、世界でもマンタの有名スポットとされています。

9月からマンタの繁殖シーズンに入ることで、

「恋の季節」として求愛行動 が見られる時期です。

ダイビング中の遭遇率が上がり、運がよければ一度に10枚以上のマンタを見られることも。

見る方法はファンダイビングが一般的ですが、

ポイントによっては、体験ダイビングやシュノーケルでも見ることができるそうなので、

ダイビングショップに問い合わせてみるとよいでしょう。

9月の石垣島おすすめグルメ

グァバ(ばんしるー)

グァバは方言でばんしるーといわれ、家の庭にグァバの木がある家があるほど、

島ではポピュラーなフルーツです。

グァバには、フルーツの中でも断トツでビタミンCが豊富に含まれています。

加えて、βカロテンも豊富で、さらに、カリウム、カルシウム、

マグネシウムなど多くの栄養が含まれており、

スーパーフードとも言われています。

そのまま食べるのも美味しいですが、

食べ過ぎると酵素でお腹がゆるくなってしまうため、

食べ過ぎには気をつけましょう。

ジュースやジェラート、ジャムにしても美味しいです。

グァバといえば、自家製グァバを使った新鮮なジュースや、

ジャムなどを出している「光楽園」というカフェが人気です。

石垣島に行った際はぜひ立ち寄ってみてください。

光楽園

住所:沖縄県石垣市平得1535-16

営業時間:9:30~17:00(ラストオーダー16:30)

休業日:不定休(HPに掲載されます)

HP:http://hikarirakuen.com/shop.html#access

Instagram:FARM&CAFE光楽園 hikarirakuen

スターフルーツ

本土ではほとんど市場に出回ることがあまりないようです。

東南アジアに旅行にいったことがある人は、市場などで見たことがあるかもしれません。

切り口が星の形をしていることからスターフルーツと言われています。

トロピカルフルーツの王道、マンゴーのようにとろけるような甘さはありません。

味はさっぱりとした甘味と酸味が効いており、

リンゴとブドウの間のような食感です。

さっぱりとしているため、そのまま食べてもいいですが、

サラダやもずく酢などに入れても美味しいです。

まとめ

8月のような賑わいはありませんが、旅費を抑えて落ち着いた夏を過ごせるのが9月の石垣島の良さです。

行ってみたかった人気の飲食店や、人気のアクティビティツアーに参加して、

まだまだ夏を満喫できるチャンスがあります。

ぜひ、このシーズンを狙って旅行のスケジュールを検討してみてはいかがでしょうか。