【石垣島月別レポート:5月】ゴールデンウィークの石垣島は混雑必至!それ以外は?

大型連休に合わせて普段行けないところへ行こうと、

ゴールデンウィークに石垣島旅行を計画している方もいるでしょう。

「石垣島の5月ってどんな感じなんだろう?」

「ゴールデンウィークは観光客多いのかな?」

「予約が取れなくて困ってる!」

なんていう疑問が出てくるかもしれません。

今回は5月に石垣旅行をお考えの方に知っておくべきことをご紹介します!


5月の気候と服装

平均気温27.6℃
最高気温33.2℃
最低気温21.5℃
2002年8月~2022年8月

石垣島の5月といえばゴールデンウィークがあり、多くの旅行者が訪れます。

この連休中は、飛行機代や宿泊代などが高く設定されており予算がかさむことも。

しかし、ゴールデンウィークを過ぎると航空券やホテルなどの宿泊料金が一気に安くなります。

ねらい目は、ゴールデンウィークを過ぎてからといえるでしょう。

また5月は、ゴールデンウィークを過ぎたあたりから梅雨に入っていくという、

季節も島の雰囲気も大きく変わっていく月です。

5月の石垣島は梅雨

そんな5月の石垣島は、すでに夏が始まっています。

本州でいうと初夏ような気候で、雨も増え、気温も湿度も上がってきます。

ただ、梅雨といっても、

石垣島の梅雨はスコールのように局所的にザッと降ってすぐに止む雨が多いです。

1日中、しとしと雨が降ったり、一週間ずっと天気が悪いということは少ないでしょう。

湿度が高くなり始める時期ですが、5月はまだまだ低い方で、

屋外にいても快適に過ごせます。

熱中症を心配するような危険な暑さになることもないので、

マリンスポーツや屋外のレジャーなども安心して楽しめるはずです。

気温の心配はそこまで必要ありませんが、紫外線には気を付けましょう。

本州よりも赤道に近いため、

ジリジリと肌にダメージを与えるため日焼け止めやサンオイル、

サングラスなどで対策しましょう。

5月は台風シーズンではありませんが、

早い年だとこの時期から台風が発生することもあります。

接近して悪天候になることもあるので、

天気予報のチェックは事前に欠かさずにしましょう。

飛行機代や宿泊料金が安い時期?

5月はGWを除けば、航空券やホテルが一年でも一番安いといわれる時期に入ります。

梅雨の時期もあるので敬遠されがちではありますが、実はこの時期がおすすめ。

雨予報でも一時的な雨が多く、ちょっとすれば太陽が出ているなんてこともざらにあります。

ホテルなどの宿泊施設も他のシーズンと比較するとかなり安いので、

ハイシーズンだと数万円する高級ホテルに、1万円を切る値段で泊まれることも。

5月の行事

鳩間島音楽祭

毎年ゴールデンウィークの5月3日に鳩間島音楽祭を開催しております。

石垣島からフェリーで約40分の島で人口は50人程です。

沖縄の有名な歌手や地元の学生がステージに立ち音楽を披露します。

臨時フェリーを出すため、500人~1000人のお客様が訪れます。

1年で一番盛り上がる時です。

5月8日 ゴーヤーの日

多くの人に消費してもらおうと1997年に沖縄県とJAが5と8の語呂合わせで制定しました。

5月8日の「ゴーヤーの日」を前に、石垣市内ではゴーヤの収穫がピークを迎え、

生産農家が収穫作業に追われます。

ゴーヤは昔から夏バテ予防に効果があるといわれ、夏野菜として全国で人気です。

独特の苦みがくせになり、炒め物やサラダ、カレーなどと相性抜群。

また、栽培しやすいことから家庭菜園でも人気です。

2023年石垣島ウルトラ大遠足

2023年5月27日、28日の2回に分けてビーチをめぐるイベントが行われます。

どちらかに参加することも可能で、27日は60km、

28日は約50kmとなります。

28日は日曜日ですが、夜の便で飛行機で帰る人のために、

15時~18時がゴールなるように設定されており、

月曜から仕事でも参加しやすい日程になっています。

各地でのスタートするまでの時間も決まっているため、ゆっくり走って楽しめます。

途中走れなくなっても、ワゴン・バス等が並走するので、

疲れたらバスに乗って次のエイドまで移動でき、再スタートが可能です。

約10分/km程度で走るとバスに乗らずに走れます。

走りながら、島内の風景を楽しむことができるため、

身体を動かすことが好きな方はぜひ参加してみましょう。

南十字星観望会

例年5月半ばに、南ぬ浜町緑地で開催される、星空観察会。

通常南半球でしか見ることができない南十字星ですが、

石垣島を含む八重山諸島では観測できます。特に観測しやすいこの時期に、

専門家の説明を聞きながら、満天の星空を堪能してみましょう。

5月の石垣島おすすめスポット

国立天文台

石垣島天文台は、国立天文台、石垣市、石垣市教育委員会、

NPO法人八重山星の会、沖縄県立石垣青少年の家、

琉球大学の6つの団体によって運営されている天文台です。

九州・沖縄では最大の口径105センチメートルの光学・赤外線反射式望遠鏡、

「むりかぶし望遠鏡」を備えております。

予約制で観望会も行われています。

VERA石垣支局

VERAは、銀河系の3次元立体地図を作るプロジェクトです。

VLBIという電波干渉計の手法を用いて、

銀河系内の電波天体の距離と運動をこれまでにない高い精度で計測し、

銀河系の真の姿を明らかにします。

国立天文台を中心に、

多くの大学や研究所からさまざまな分野の研究者が参加し、

2003年から観測が始まっています。

※VERAとは、「VLBI Exploration of Radio Astrometry」を略したもので、

「VERA」はラテン語で「真実」を意味します。

VERA

石垣島のVERA観測局は、もっとも南西にあり、

他の観測局より1年遅く設置されました。

大迫力の電波望遠鏡はに圧倒されるでしょう。

5月の石垣島おすすめグルメ

本マグロ(クロマグロ)

本マグロの水揚げは4月下旬から6月までとされています。

4月は高値で東京など本土の市場に流通されます。

5月の中旬からは価格も落ち着き、島内でも安く食べられようになります。

近海で獲れたということもあり、新鮮なままで食べられるという大きなメリットがあります。

また、銀座のお寿司屋さんに出回っているような魚を、

リーズナブルで新鮮に食べられるのは石垣島ならではです。

地元のスーパーや、鮮魚店に行くと安くで手に入れることができます。

おすすめのマグロ料理専門店

・ひとし本店

・海人居酒屋 源総本店

カツオ

本土では高知県などの太平洋側で多く水揚げされますが、

日本の中で特に多いのが沖縄で、生産量は日本トップです。

石垣島は沖縄県内でもカツオ漁が盛んです。

カツオの水揚げ方法は一本釣りで、新鮮なまま出荷されます。

本土で採れるカツオとは味も違い、

温暖な気候で育ったカツオは脂が少なくさっぱりしているのが特徴です。

石垣島で唯一のカツオ漁船の源丸が営む「海人居酒屋 源総本店」は、

刺身やタタキはもちろんのこと、カツオのレアカツ、

希少部位の心臓刺しやレバ刺し等、多くのカツオ料理が味わえます。

まとめ

5月の石垣島は梅雨が心配です。

しかし、本土の梅雨とはちがうことがこの記事でもわかったはずです。

垣島ではすでに海開きが終わっているため、海に入ることもできるので、

一足早く南国でバカンス気分が味わえるでしょう。